Z*ACRYL HARDGROUND EMULSIONアクリルグランド(流し引き用ハードグランド) |
人体に安全
ベンジン、リグロインなどの有機溶剤を全く必要としない健康を損なうことの無い人体に安全なグランドです。
ラインエッチング
伝統的なグランド(アスファルトを原料とする)と比べて、遜色のないラインエッチングを期待できます。
アクアチント
エアブラシを使って版にグランドを吹き付けると、松脂を使わずにアクアチントができます。
水洗できる
腐食液から取り出した版は水洗できます。(アクリルベースのため乾くと耐水性になります)
グランドの除去
10%の炭酸ナトリウム水溶液(100g/水:1L)、または、アンモニア水で落とせます。(炭酸ナトリウムとアンモニア水も販売しています)
腐食液
このグランドは、銅版と塩化第二鉄液をお勧めしますが、その他の一般的な版材と腐食液も使用できます。
使用方法
流し引きした後の余ったグランドは元の容器に戻せます。
水で希釈して使用できます。
- グランドを塗布する前に版の汚れをよく落としてから、クレンザーで水洗して、脱脂して下さい。脱脂後の版面には指を触れないようにして下さい。(水性のため油分は禁物です。)
- 流し引きする場合は、グランドを水で1.5倍に希釈(グランド2:水1)します。
- 版全面に均等に薄く広がって乾くと、ハードグラウンドになります。
- 版をプラスチックトレイなどに垂直に置き、版の上の角から横、下、横、下と途切れがないように流します。かけすぎると割れる可能性があるので、できるだけ薄く塗布するようにします。
- 初めのうちは慣れないと泡ができたりしますが、慣れてくるときれいに流し引き出来るようになります。また、泡ができるのを防ぐ為にボトルを振らないで下さい。
- 全体に広がったら、グランドをを触らないように版を垂直に持ち上げ、余分なグランドを切ります。余分なグランドは下に溜まりますので、時に版のコーナーから流すようにすると良いでしょう。自然乾燥の時間は気温によって変わりますが、垂直のままで約30分間乾かします。または、余分なグランドが切れたら十分熱くなった電熱器(30秒~1分)やウォーマ-(3分~5分)で版を加熱してからプレス機のベットプレートに置いて冷ますと早く完全に乾燥します。(生乾きでは、溶けてしまいます。)
- トレイに溜まった余分なグランドは、また使えますのでボトルに戻しましょう。(希釈したグランドは原液のボトルに戻さないで下さい。)この為にもいつもきれいなトレイを使うように心掛けましょう。ボトルに入ってしまったホコリはキッチンフィルターで濾すとよいでしょう。
- エアブラシを使って版にグランドを吹き付けると、松脂を使わずにアクアチントをすることが出来ます。(アクアチントには、流し引き用ハードグランドの原液を使います。)
- 乾くと耐水になるので、除去には、10%の炭酸ナトリウム水溶液のバットに(約10分間、アクアチント用にエアーブラシで吹き付けた粒子状のグランドは3分~5分間)浸して除去します。または、アンモニア水(5%) を水で2倍に希釈した水溶液で除去できます。(剥がれて細かいフィルム状になったグランドのカスは、水道に流さずにキッチンフィルターなどで取り除くようにすれば良いでしょう。)炭酸ナトリウム水溶液とアンモニア水は何度も使用できます。
- 炭酸ナトリウムは水に溶けると比較的強いアルカリ性になります。アンモニア水も強アルカリ性です。手荒れ防止などの皮膚保護のために、耐アルカリ性のゴム手袋を着用して下さい。
- 腐食液から版を取り出した後は、水洗し醤油をかけて腐食止めをしてからアクアチントをかけたり修正グランドを塗ってください。醤油をかけないとアクリルグランドが剥がれる原因になります。
- HINTS:流し引きしたグランドは、透明です。このままでも描画する線は見えますが、アクリル絵の具や墨汁(塗った時にはじかなくなる濃度にする)を刷毛やスポンジブラシで塗るとテーパーで煤を付けたのと同じような状態ができます。墨汁を塗った場合は、腐食液につける前に墨汁を水洗して落として下さい。
ノントクシック技法のテキスト エッチング・アクアチント こちらから
(pdfファイル)
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Z*ACRYL HARDGROUND EMULSION
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または、吸水性のある布の上に立てて、少しずつ版を後ろにずらし、余分なグランドをを取り除く。
